全プロセスの詳細解説
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コインのように50/50の確率となるθ = 90°の量子ビット 5 ステップ
θ = 90° の量子ビットは 50/50 を示します。一見するとコインのようですが、なぜそうではないのか、そして確実性がどこへ失われたのかを解き明かしましょう。
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量子ビットの純粋状態は、球上の2つの角度で表されます。θ は |0⟩ と |1⟩ の間で確率がどのように分割されるかを定め、φ は Z 測定では全く観測できない位相を定めます。
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θ = 90° では2つのコサインの値が等しくなるため、両方の測定結果はきっちり半分ずつになります。Z 基底で測定する限り、これは公平なコイン投げと全く区別がつきません。
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しかし、この状態にはそれら2つの確率以上の情報が含まれています。ブロッホベクトルは +x 方向を向いており、その長さは 1 です。
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長さ 1 は状態が純粋であること、すなわち球の表面に位置することを意味します。真正なランダムコインは中心に位置する長さ 0 の混合状態であり、どちらも Z 基底では 50/50 を与えます。
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その違いは別の基底で顕著になります。この状態は |+⟩ であり、x 軸方向に測定すると毎回確実に + が得られます。
解答
ツールはブロッホベクトル (1, 0, 0) とともに、両方の測定結果に対して 50.00% と表示します。ここから得られる教訓は、50/50 というのは選択した基底に関する記述であり、状態そのものの記述ではないということです。コインはいかなる基底でもランダムですが、この量子ビットはある基底ではランダムであり、別の基底では完全に確定しています。そして球の表面こそがその違いが存在する場所です。基底セレクターを Z から X に切り替えると、状態自体は何も変わっていないにもかかわらず、同じ状態が 100/0 と読み取れることがわかります。
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参考文献 (2)
- The sphere and the vector picture it is named for: F. Bloch, "Nuclear Induction." Physical Review 70(7–8), 460–474, 1946.
- Single-qubit states, the half-angle, and interference in the X/Y bases: M. A. Nielsen and I. L. Chuang, Quantum Computation and Quantum Information, 10th anniversary edition, §1.2 and §4.2. Cambridge University Press, 2010. ISBN 978-1-107-00217-3.