ブロッホ球エクスプローラー

ブロッホ球上での単一量子ビット状態、基底測定、ゲート回転

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δ = π で二つの半分はぴたりと打ち消し合う 🖖

赤道上では状態は |0⟩ と |1⟩ の均等な重ね合わせなので、Z 基底の測定は位相が何をしようとコイン投げのままです。それでも位相はすべてを決めています。ただそれが現れるのが X 基底と Y 基底だというだけです。フェーザのパネルがそれを見せてくれます。A = 1 + e を描き、δ を自動で掃引します。操作するものではなくアニメーションです。振幅は |A| = 2cos(δ/2) なので、確率は cos²(δ/2) に従います。δ = 0 で 100%、δ = π/2 でちょうど 50%、そして δ = π ではきれいにゼロ。二本の単位フェーザが正反対を向き、足し合わせると何も残らないからです。占有数は同じでも結果は正反対。この打ち消し合いこそ、あらゆる量子アルゴリズムが消費する資源です。

1つの量子ビットは地球儀に収まる 🖖

1つの量子ビットの状態全体は、この球面上のたった1点にすぎません。北極が |0⟩、南極が |1⟩ で、その間のすべてが重ね合わせです。緯度 (θ) は 0 と 1 の確率の分かれ方を決め——両極は確実性、赤道は 50/50 のコインを意味します——一方、経度 (φ) は位相を決めます。実用的な要点として、Z基底での測定は、あなたの点がどちらの半球に傾いているかを尋ねているだけです。

元に戻るには720°必要 🖖

半角に注目してください。状態は cos(θ) ではなく cos(θ/2) を使います。この因子2は深いつながりの痕跡です——3次元回転は群 SO(3) を成しますが、量子ビットの真の状態空間は SU(2) であり、SO(3) を2重に覆っています。その帰結は驚くべきものです。量子ビットを丸ごと360°回すと、状態ベクトルは元に戻らず -|ψ⟩ に反転します。もう1回転、丸ごと720°回して初めて元に戻ります。あらゆる電子がこのスピノルの性質を共有しており、ディラックのベルトの手品で示されます。

全プロセスの詳細解説

  1. コインのように50/50の確率となるθ = 90°の量子ビット 5 ステップ

    θ = 90° の量子ビットは 50/50 を示します。一見するとコインのようですが、なぜそうではないのか、そして確実性がどこへ失われたのかを解き明かしましょう。

    1. 量子ビットの純粋状態は、球上の2つの角度で表されます。θ は |0⟩ と |1⟩ の間で確率がどのように分割されるかを定め、φ は Z 測定では全く観測できない位相を定めます。

    2. θ = 90° では2つのコサインの値が等しくなるため、両方の測定結果はきっちり半分ずつになります。Z 基底で測定する限り、これは公平なコイン投げと全く区別がつきません。

    3. しかし、この状態にはそれら2つの確率以上の情報が含まれています。ブロッホベクトルは +x 方向を向いており、その長さは 1 です。

    4. 長さ 1 は状態が純粋であること、すなわち球の表面に位置することを意味します。真正なランダムコインは中心に位置する長さ 0 の混合状態であり、どちらも Z 基底では 50/50 を与えます。

    5. その違いは別の基底で顕著になります。この状態は |+⟩ であり、x 軸方向に測定すると毎回確実に + が得られます。

    解答

    ツールはブロッホベクトル (1, 0, 0) とともに、両方の測定結果に対して 50.00% と表示します。ここから得られる教訓は、50/50 というのは選択した基底に関する記述であり、状態そのものの記述ではないということです。コインはいかなる基底でもランダムですが、この量子ビットはある基底ではランダムであり、別の基底では完全に確定しています。そして球の表面こそがその違いが存在する場所です。基底セレクターを Z から X に切り替えると、状態自体は何も変わっていないにもかかわらず、同じ状態が 100/0 と読み取れることがわかります。

参考文献 (2)
  • The sphere and the vector picture it is named for: F. Bloch, "Nuclear Induction." Physical Review 70(7–8), 460–474, 1946.
  • Single-qubit states, the half-angle, and interference in the X/Y bases: M. A. Nielsen and I. L. Chuang, Quantum Computation and Quantum Information, 10th anniversary edition, §1.2 and §4.2. Cambridge University Press, 2010. ISBN 978-1-107-00217-3.

例題