全プロセスの詳細解説
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太陽ではなく地球を周回できる限界 5 ステップ
太陽に奪われることなく物体が地球を公転できるのは地球からどれほど離れた距離まででしょうか。そして月はその限界の内側に十分収まっているでしょうか。 地球: m = 5.972 × 10²⁴ kg、a = 1 AU、e = 0.0167。太陽: M = 1.989 × 10³⁰ kg。
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ヒル半径とは、ある距離において小天体に及ぶ惑星の引力と太陽の潮汐力とが釣り合う距離のことです。立方根はこの釣り合いの特徴的な表れです。重力が距離の逆二乗で減衰するのに対し潮汐項はそうではないため、質量と質量の比の3分の1乗をとることになります。
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最初に質量比を計算します — これは上の計算ツールで「質量比」として表示される数値であり、m/3M であって m/M ではないことに注意してください。
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立方根をとります。立方根がいかに劇的に数値を圧縮するかに着目してください。100万分の1は100分の1になります。そのため、地球の質量は太陽の100万分の1であるにもかかわらず、地球の力学的な影響圏の大きさは太陽までの距離の約100分の1にも達するのです。
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近日点距離(軌道上で最も太陽に接近する点)を掛けます。太陽の重力の影響が最も強くなり、限界距離が最小となるのはこの点だからです。
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次に、この限界に対して月を検証します。順行軌道が安定して存在できるのは概ねヒル半径の半分までであるため、月が超えなければならない基準線はそこになります。
解答
1.472 × 10⁶ km。3.84 × 10⁵ km に位置する月はその0.26倍の位置にあり、順行軌道に対するより厳しい半ヒル限界の内側に十分に収まっています。そもそもこれが機能する理由は立方根にあります。立方根は強力な圧縮関数であるため、主星の100万分の1の質量しかない惑星であっても、自身の軌道幅の100分の1の広さの領域を支配できます。また、捕獲がまれである理由や、遠方の不規則衛星がすべて逆行軌道をとる理由もここにあります。逆行軌道は順行軌道よりも遠く、約 0.7 rH まで安定して存在できるためです。
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参考文献 (2)
- Insight block 3 — why retrograde moons stay bound farther out: D. P. Hamilton and J. A. Burns, "Orbital stability zones about asteroids. II. The destabilizing effects of eccentric orbits and of solar radiation." Icarus 96(1), 43–64, 1992.
- R. C. Domingos, O. C. Winter and T. Yokoyama, "Stable satellites around extrasolar giant planets." Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 373(3), 1227–1234, 2006 — the same asymmetry measured for close-in giants.