ミカエリス・メンテン反応速度論
ミカエリス・メンテン式で酵素反応速度をモデル化し、阻害効果を比較します。
インタラクティブシミュレーションを読み込んでいます...
酵素飽和力学と状態力学 🖖
ミカエリス・メンテン式は、中間体酵素-基質複合体の形成を解析して酵素反応速度を記述します(v = (V_max * [S]) / (K_m + [S]))。K_mはミカエリス定数です。このモデルは定常状態近似を前提としており、酵素の活性部位の飽和を反映して、測定時間内で中間体複合体の濃度が一定であると仮定します。
曲線をまっすぐにして読み取る 🖖
このツールのラインウィーバー・バークプロットは式を 1/v = (K_m/V_max)(1/[S]) + 1/V_max に変形し、湾曲した飽和曲線を直線に変えます。曲線フィッティングのソフトがなかった時代、これにより直線を定規で延長して定数を直接読み取れました。y切片が 1/V_max、x切片が -1/K_m を与えます。難点は、逆数が巨大になる低 [S] の点がフィットを支配し、測定誤差を過大に見せてしまうことです。
同じ曲線はいたるところに潜む 🖖
この直角双曲線は酵素だけのものではありません。まったく同じ形が、表面に付着する気体分子のラングミュアの吸着等温式、栄養供給に対する微生物増殖のモノーの式、ヘモグロビンへの酸素結合のヒルの式として現れます。決まった数の結合部位が徐々に飽和する系はどれもこの形をとるため、V_max と K_m を求めることは、最大容量と半飽和点を求めることに等しいのです。