連鎖のひとつの段 — 何が入り、何が出て、後段で何が壊れるか
この段はエンコード処理のどこに位置するか
動画エンコーダは単一のアルゴリズムではなく、順序の決まった 8 つの段です。その順序は恣意的ではありません。どの段も、直前の段が仕事を可能にしてくれたからこそ存在します。このツールはそのうちの 1 つを扱います。下の連鎖から残りの 7 つに移動できます。
量子化ラボ — 係数を刻み幅で割って丸める — 意図的に情報を捨てる唯一の段
- 入ってくるもの
- 残差の変換係数、フル精度。
- 出ていくもの
- より粗い整数。小さな高周波係数の多くはゼロに丸められます。
- 次の段が前提とすること
- エントロピー符号化は、利用できる長いゼロの連なりを前提にします。それを作り出しているのがこの段です。
- ここで壊れるもの
- 意図的に情報を捨てる唯一の段なので、画質が実際に決まるのはここです。刻みが粗すぎると、なめらかな階調が目に見える帯に崩れます。隣り合う階調が同じ整数に丸められるからです。
全プロセスの詳細解説
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8ビット量子化の56.18 dBと教科書の法則との整合性 6 ステップ
8ビット量子化ではここでは56.18 dBが得られるが、教科書の規則では6.02 × 8 + 1.76 = 49.92 dBとなる。どちらも正しい。両者を整合させよ。
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ステップサイズは、レベル数ではなくレベル間の間隔数で範囲を割ったものである。256レベルには255個の間隔が存在し、この1の差は誰も気づかない0.017 dBの差異と、誰もが受け継いでしまう誤った公式を生むことになる。
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最も近いレベルへ丸めることで、誤差は1ステップにわたって一様に分布する。そのRMSはステップ幅を√12で割ったものであり、これが導出全体における唯一の統計的要素である。
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その予測値を、ツールが900個のサンプルにわたって測定した値と比較する。1%以内の不一致にとどまることこそが、実際のランプ信号において一様誤差の仮定が持つ価値である。
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SNRは2つのRMS値のデシベル比である。両方の数値が表示されているため、このステップは導出というよりも確認である。
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次に、前提条件を明確にした教科書の規則を見る。これは入力範囲をちょうど満たす正弦波に対して導出されたものである。
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2つのRMS値の比を取り、変換する。この補正により、差は100分の4デシベル以内にまで縮まる。
解答
6.2 dBの差はクレストファクタそのものであり、それ以外の何物でもない。6.02N + 1.76は変換器に関する法則ではなく、フルスケール正弦波に関する法則である。フルレンジを満たす正弦波のRMSはその1/(2√2) = 0.354となる。この画像ランプのRMSは0.724であり、これは2倍をわずかに上回り、20 log₁₀(2.05)は6.22 dBとなる。これを加算するとパネルの56.18 dBに対して56.14 dBが得られ、残りの0.04 dBは測定誤差が理論値Δ/√12より0.7%下回っていることによるものである。したがって、任意の実システムの公称SNRは、ハードウェアと同様に信号に関する記述でもあり、これがオーディオエンジニアがヘッドルームを別個に示し、16ビットディスクの静寂なフレーズにおいて96 dBが得られるわけではない理由である。
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参考文献 (1)
- Insight block 3 says each extra bit is worth about 6 dB. Where that number comes from, and when it stops being true: B. Widrow & I. Kollár, Quantization Noise: Roundoff Error in Digital Computation, Signal Processing, Control, and Communications. Cambridge University Press, 2008.