全プロセスの詳細解説
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13回の出現にわたる0.299のEarthとSun 6 ステップ
パネルは
␣Earthと␣Sunのスコアを 0.299 と表示している。 コーパスにおいて Earth は 230 回、Sun は 150 回出現し、これは 385,078 個のトークン全体で両者合わせて 2,770,646 個の文脈スロットを開く中でのことであり、この 2 つが互いに 4 トークン以内に並ぶ機会は 13 回ある。0.299 のスコアのうち、これら 13 回の共起がどれだけの価値を持つかを求めよ。-
文脈語 1 つにつき 1 つの座標が対応し、比較を行う前にベクトルは長さ 1 にスケーリングされる。このスケーリングこそが、コサイン類似度を単純な内積にするものである。すなわち 0.299 は積の総和であり、2 つのトークンが共有する文脈語 1 つにつき 1 つの項からなる。
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座標は出現回数ではなく驚き比である。つまり、シャッフルしたコーパスでそのペアが共起すると予測される頻度に対し、実際にどれほどの頻度で共起したかを表す。負の驚きは 0 にクリップされるため、ベクトルはトークンが惹きつけられる対象を記録するものの、避ける対象を記録する手段は持たない。
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まずは確率から考える。Earth は全 385,078 個の位置のうち 230 個を、Sun は 150 個を占めるため、全 2,770,646 個のスロット全体でこのペアが偶然共起する期待回数は 0.6446 回であり、コーパス全体でも 1 回未満である。
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実際にはこれらは 13 回出現しており、偶然の予測の 20.17 倍にあたる。そして座標はこの比率の対数である 3.004 となる。共起回数と 2 つの出現頻度はどちらの方向から読んでも同じであるため、両方のベクトルが同じ値を得る。
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次にスケーリングを行う。Earth のベクトルには 419 個の正の座標があり、長さは 30.381 である。Sun のベクトルには 302 個があり、長さは 29.144 である。3.004 をそれぞれの長さで割ると、単位ベクトル上の座標は 0.0989 と 0.1031 になる。
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両者の積である 0.0102 が、これら 13 回の共起による貢献のすべてである。Earth と Sun は合計 105 個の文脈語を共有しており、これら 105 個すべての積を足し合わせると 0.2992 となる。ツールはこれを四捨五入して 0.299 と表示している。したがって、直接的な共起という根拠がスコアに占める割合は 3.4% に過ぎない。
解答
ツールは 0.299 と表示しているが、これら 2 つの単語が実際に共起した機会が占めるのはそのうちの 0.0102 である。 残りは周りの共起関係によるものである。すなわち、ベクトルが存在する全 2,742 トークンのうち、共有されている 105 個の文脈語である。ここから 2 つの結論が導かれる。クリッピングによって負の座標がすべて除去されるため、105 個の積はそれぞれ正となり、尺度は -1 から 1 ではなく 0 から 1 の範囲となる。共通点をまったく持たないペアのスコアは 0 であり、1 の反対(-1)ではない。角度として読み解くと、0.299 は 72.6° であり、これは Earth と Sun が「何も共有していない状態」から 17.4° 離れていることを意味する。そして、スコアに基づくランキングは、その根拠となるデータよりもきめ細かく振る舞っている。␣planet は 0.307 で Earth の近傍リストの首位に立ち、Sun に 0.008 の差をつけているが、Earth と Sun の単一の共起座標の値自体が 0.0102 である。つまり、文脈語が 1 つ変わるだけで、どのトークンが最も近いと判定されるかが変わり得るのである。
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学習の道すじ
LLM はどう次の単語を選ぶか
参考文献 (2)
- The vector arithmetic this tool measures, in the paper that made it famous: T. Mikolov, K. Chen, G. Corrado and J. Dean, "Efficient Estimation of Word Representations in Vector Space." arXiv:1301.3781, 2013.
- The co-occurrence counts underneath it, made explicit: J. Pennington, R. Socher and C. D. Manning, "GloVe: Global Vectors for Word Representation." Proceedings of EMNLP 2014, 1532–1543, 2014.