全プロセスの詳細解説
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1時間に3回の到着と20%の増加がある待ち行列 5 ステップ
客が 1 時間に 3 人到着し、サーバーは 1 時間に 4 人処理する。サーバーが手持ち無沙汰である時間は全体の 4 分の 1 であり、一見すると余裕があるように思える。この条件で生じる行列を求めよ。そして、到着数が 20% 増加したときに行列がどう変化するかを求めよ。
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状態遷移は平衡している。各状態への流入率は流出率と等しく、ここから Pₙ = (1 − ρ)ρⁿ が得られる。これは行列の長さに関する幾何分布であり、ρ はサーバーが稼働している時間の割合を表す。ここでは ρ = 0.75 である。
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その分布の平均は ρ/(1 − ρ) である。分母に注目してほしい。ここにあるのは 1 時間あたりの処理能力の余力ではなく、余力の割合である。1 日の 4 分の 1 がアイドル状態であるサーバーにおいて、系内には平均して 3 人が存在することになる。
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サービスを受けている 1 人(確率 ρ で存在する)を差し引くと、2.25 人が待ち状態に残される。
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リトルの法則は系内人数を時間へと変換するものであり、分布に関する仮定を一切必要としない。すなわち、系内の平均人数は、到着率に平均滞在時間を掛けたものに等しい。処理に 15 分かかる仕事に対して、系内に 1 時間滞在し、そのうち 45 分間を行列で過ごすことになる。
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ここで λ を 3.6 に引き上げてみる。利用率は 0.75 から 0.90 へと上昇し(仕事量が 20% 増加)、ρ/(1 − ρ) は 3 から 9 へと跳ね上がる。
解答
利用率 75% のとき、ツールは L = 3.000, Lq = 2.250, W = 1.000, Wq = 0.750 と表示する。ここで得られる教訓は ρ/(1 − ρ) の分母にある。行列の長さを決めるのは、どれだけの絶対的な余力があるかではなく、余力が割合としてどれだけ残されているかであり、負荷を追加したときに費消されるのはまさにその割合である。到着数が 20% 増加すると行列は 3 倍になる。そこからさらに 10% 上乗せされると(ρ = 0.99)、行列は 99 に達する。これが、病院や高速道路、ディスクコントローラーが高利用率下で緩やかに低下するのではなく突如として機能不全に陥る理由であり、「まだ容量の 90% に過ぎない」という言葉が言葉通りには安心できない理由である。
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参考文献 (1)
- Insight block 3 — how little L = λW assumes: J. D. C. Little, "A Proof for the Queuing Formula: L = λW." Operations Research 9(3), 383–387, 1961.