単価

商品を並べて割り算をしてみましょう。次に割引スライダーを動かすと、同じに見える2つの数字が、実は全く異なる価値を持っていることがわかります。

インタラクティブシミュレーションを読み込んでいます...

割り算は一瞬。だからこそ比較しにくく作られている 🖖

価格を数量で割る。計算はこれだけであり、買い物の場面でこの数字が必要にならないことはありません。パッケージに書かれているそれ以外の情報はすべて、比較を不便にするためのものです。単純に半分にできない内容量、重量で価格が決まる商品と、その隣にある個数売りの商品、1個あたりの価格がどこにも書かれていないまとめ売りパック。多くの国の店頭で単価の表示が義務付けられているのは、計算自体は簡単でも、売り場の前で暗算するのは難しいからです。3つのパックの数値を入力して単価の列を表示させてみてください。店頭のレイアウトが示唆するランキングと一致することがいかに少ないかに気づくでしょう。

大きな箱が安いとは限らない 🖖

大きな箱が最も高いを押してください。500 gパックは100 gあたり0.46ですが、1 kgパックは0.52になります。つまり、大容量パックの方が中間のサイズよりもグラムあたり13%高いのです。これは数量割増と呼ばれるほどよくある手法であり、「大きい方が安い」という思い込みが強いため、ほとんどの人がわざわざ確認しないことで成り立っています。上の結果には、最大のパックが最安値であるかどうかがはっきりと示されます。商品に手を伸ばす前に確認すべき質問は、これだけです。

増量と割引は同じではない 🖖

スライダーを50に動かして、その下の行を読んでみましょう。50%増量では、単価が33.3%安くなります。同じ価格で一・五倍の量が手に入るからです。一方、50%引きなら支払額はそのまま50%減ります。この割引と同じだけ得をするには、100%増量、つまり内容量を二倍にしなければなりません。見出しの数字が大きくなるほど、この差は広がります。10%の時点では両者の差は一ポイント以内ですが、50%になると十七ポイントにまで開きます。そして100%引きに至っては、どれだけ増量しても追いつけません。無料は無料だからです。これは、50%の下落を取り戻すのに100%の上昇が必要になるのと同じ、逆数の関係です。<a href="/math/cross-multiplication">たすき掛けグリッド</a>では、まさにこの関係を主題として扱っています。

全プロセスの詳細解説

  1. 200 gまたは300 gの同じコーヒーの2つの瓶 7 ステップ

    同じコーヒーの瓶が2つあります。200 gで4.50のものと、300 gで6.30、さらに20%増量されているものです。グラムあたりの単価が安いのはどちらで、どれくらい安いでしょうか。

    1. まず通常の瓶から見ていきましょう。1回割り算をするだけで、グラムあたりの価格が出ます。

    2. 2つ目の瓶は、何よりも先に内容量を確定させる必要があります。300 gの20%増量は360 gであり、価格は変わりません。

    3. ここで、実際の数量に対して同じように割り算を行います。

    4. 100 gあたり2.25に対して1.75となり、大きな瓶の方がお得です。これはグラムあたり22.2%の節約になりますが、20%増量そのものが20%の節約をもたらしたわけではないことに注目してください。

    5. 2つの効果を分けて考えましょう。キャンペーンがなければ、6.30の300 gは100 gあたり2.10となり、この時点ですでに小さな瓶よりも6.7%安くなっています。そして増量によって、この2.10が1.75まで下がります。

    6. ラベルの表示が誇張されているのは、まさにこの部分です。20%増量は20/120の節約、つまり20%ではなく16.7%の節約になります。

    7. これで、計算では答えが出ない問題が残りました。安い方の瓶が本当にお得なのは、風味が落ちる前に360 gのコーヒーを飲み切れる場合だけです。使い切れない量を安く買っても、節約にはなりません。単価は店頭にある商品を格付けするだけであり、3ヶ月後の戸棚の中身について教えてくれるわけではないのです。

    解答

    360 gの瓶です。100 gあたり2.25に対して1.75となり、グラムあたり22.2%の節約になります。そのうち6.7%はサイズの大きさによるもので、残りがキャンペーンによるものです。キャンペーン自体の価値は、ラベルに表示された20%ではなく16.7%になります。

参考文献 (2)

例題

  • 大きな箱が最も高い - 100 gあたり0.46の500 gパックが最もお買い得で、1 kgパックは0.52と最も割高です。賢いまとめ買いに見えるパックの方が、グラムあたり13%も高くなっています。
  • まとめ売り vs バラ売り - 330 mlの6本パックを、バラ売りの1本や1リットルボトルと比較します。ここではまとめ売りがお得ですが、店頭の表示から受ける印象ほどではありません。1リットルボトルの価格を必ず確認しましょう。
  • 個数での価格設定 - 個数で価格が決まる卵です。12個入りを買うと、6個入りよりも1個あたり約15%節約できます。1個ずつ買うとどちらよりも高くつきます。