惑星密度計算機
ρ = 3M / 4πR³ ―― 平均密度は、実際に着陸することなく惑星が何でできているかを制約するたった一つの数値だ。
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惑星のレントゲン写真としての密度 🖖
私たちは地球を12kmより深く掘ったことは一度もないが、それでも核が鉄でできていることを知っている。その鍵は平均密度だ:ρ = 3M/(4πR³)。質量は衛星や探査機の軌道の周期から、半径は掩蔽やレーダー高度測定から得られる。得られた密度を高圧下の岩石・氷・鉄の状態方程式と照合することで、内部にどんな物質の組み合わせがあるはずかを絞り込める。密度が~2 g/cm³未満なら、岩石の割合が大きいことはあり得ない。~5 g/cm³を超えると、大きな鉄核はほぼ避けられない。地震学や慣性モーメントの測定がこの描像をさらに精緻にするが ―― 探査機を送る前の段階で大半の仕事をこなすのは密度だけなのだ。
詰まり具合が語る惑星の正体 🖖
密度とは、ある空間にどれだけ物質が詰め込まれているかを1立方センチあたりのグラム数で表すだけのものです。この一つの数値を惑星どうしで比べれば、着陸せずとも中身を推し量れます。印象的な例が土星で、平均密度はわずか約0.69 g/cm³と水より小さく、十分大きな海があれば浮いてしまうほど。一方、岩石でできた地球は5.51 g/cm³で、太陽系で最も密度の高い惑星です。
重力が惑星の密度を偽装する 🖖
大きな惑星は自らを押しつぶします。自身の重力で内部が圧縮されるため、測定される平均密度は物質本来の値より高く出ます。天文学者はこれを補正して非圧縮密度を求めます。すると最も密度が高いのは地球ではなく水星で、約5.3 g/cm³に対し地球は約4.4。これは半径の約85%を占める巨大な鉄の核の存在を物語っています。