01
妥当な刻み — 誤差はあるが小さい
わかっていること: 滑らかで安定な方程式に、安定限界より十分小さい刻み幅。数値解は厳密解をたどり、わずかに遅れる。
刻み: yn+1 = yn + h f(xn, yn)
計算例: y′ = x − y、y(0) = 1、h = 0.2 → x = 2 でオイラーは 1.2147、厳密値は 1.2707、誤差 0.056
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オイラー法 — 刻み幅が、答えに意味があるかどうかを決める
オイラー法は、いま立っている場所の傾きを取り、h だけ直進してからまた周りを見ます:yₙ₊₁ = yₙ + h·f(xₙ, yₙ)。うまくいかない原因はすべて h にあります。十分小さければ誤差は比例して縮み、大きすぎれば答えは振動するか発散します。そしてどんな h も、画面の数字が落ち着いたまま解が無限へ走り去る事態からは守ってくれません。
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わかっていること: 滑らかで安定な方程式に、安定限界より十分小さい刻み幅。数値解は厳密解をたどり、わずかに遅れる。
刻み: yn+1 = yn + h f(xn, yn)
計算例: y′ = x − y、y(0) = 1、h = 0.2 → x = 2 でオイラーは 1.2147、厳密値は 1.2707、誤差 0.056
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わかっていること: 減衰する方程式で、h が「1 歩で平衡を通り越す」点を超えている。厳密解は決して符号を変えないが、数値解は変える。
刻み: |1 + hλ| > 1
計算例: y′ = −2y、h = 0.6 → 1、次に −0.2、0.04、−0.008:最初の 1 歩ですでに 0 を飛び越すが、x = 0.6 の厳密値は 0.301
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わかっていること: 同じ方程式をずっと小さな刻みで解く。誤差は h に比例して減り、歩数は反比例して増える。
刻み: ε ∝ h
計算例: y′ = −2y の x = 0.6:h = 0.1 なら誤差 0.039、h = 0.05 なら 0.019 — 刻み半分、誤差半分、歩数 2 倍
この型を開く: 減衰・細かいh04
わかっていること: 真の解が有限の x で垂直漸近線をもつ非線形方程式。数値解はそこを素通りし、その後も普通の数を返し続ける。
刻み: y′ = y² ⇒ y → ∞, x < ∞
計算例: y′ = y²、y(0) = 0.18 は x = 1/0.18 = 5.56 で発散する。それでも h = 0.18 のオイラー法は x = 4.32 で 0.68 という落ち着いた値を報告する。真の値はすでに 0.81
この型を開く: 二次関数的増大1ステップも計算を進めることなく、x = 8 におけるオイラー法の解を閉形式で書き下し、次になぜ h を半減させても誤差が半減しないのかを説明せよ。 これは (0, 1) から開始し h = 0.2、40 ステップで行う y′ = x − y の問題である。
オイラー法が目指している真の解から始める。この方程式は線形であり、x − 1 は特殊解であり、初期条件によって減衰項の係数は 2 に決定される。
この方程式に対するオイラー法の公式は、複雑な一般の非線形表現ではなく、アフィン漸化式である。そして、微分方程式を解いた同じ x − 1 が、各ステップにおいてこの漸化式を正確に満たす。
したがって、誤差のすべては残りの部分に存在し、その残りの部分は公比 1 − h の等比数列である。ステップ計算を一切行わなくても、0.8 を40回掛け合わせることでパネルの終点に到達する。
ここで2つの減衰部分を並べて比較する。真の項は e−x であり、オイラー法の項は (1 − h)x/h である。どちらも x の指数関数であり、δ はそれらの変化率の差全体である。その級数は xh/2 から始まり、この先頭の h こそが「1次」という言葉のすべての内容である。
誤差とは、2つの指数関数を引き算したときに残るものである。1次精度では、h を半分にすると誤差も半分になると予測されるため、比率は 2 になるはずである。
解答
オイラー法による終点での値は、真の値 7.000671 に対して 7.000266 であり、大域誤差は 0.000405 である。ステップ幅を半分にしても誤差は 0.000234 にしか下がらず、1次精度が約束する比率 2 に対して現実は 1.731285 となる。その約束が破られているわけではなく、まだ有効な領域に達していないのである。そのためには δ ≈ xh/2 が十分に小さい必要があり、x = 8、h = 0.2 ではその値は 0.8 となるため、誤差の1次の項は依然として後続のすべての項と競合している。観察される比率を 1.9933 まで引き上げるには h = 0.005(同じ8単位の区間で1600ステップ)が必要となる。閉形式はより鋭い解釈を明らかにする。オイラー法はこの解を近似しているのではなく、別の方程式を正確に解いており、e−x の代わりに等比減衰 0.8n が入っているのである。そして 0.8 はパネルに表示されている乗数 1 + hλ そのものである。その減衰部分だけで測定すると、オイラー法の誤差は 60% に達する。大域誤差がごく小さく見えるのは、誤っている部分が x が 8 に達するまでにほぼ減衰しきっているからにすぎない。
学習の道すじ