全プロセスの詳細解説
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毎年リバランスされる米国株60%と10年国債40% 7 ステップ
1928年〜2025年の米国株60%・10年物米国債40%について、毎年リバランスを行う場合と、一度購入して放置した場合を比較する。放置した場合の推移は2つの数値から算出できることを示し、リバランスを行った場合の推移はなぜ2つの数値からはまったく算出できないのかを示せ。
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まずは各スリーブを単独で確認する。第1資産 (%) を100に設定すると両方のリターンカードに10.02%と表示され、0に設定すると両方とも4.53%と表示される。単一の資産では目標比率に戻すための売買対象が存在しないため、これら2つの設定で値が一致しなければならない。したがって、これはツールから値を読み取る作業であると同時に、ツールの動作確認でもある。
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98年という期間は、年率の差を金額の大きな差へと変える。その差は年間5.49ポイントであり、それだけの期間複利運用されると約150倍の差となる — この数値こそが、本問題の残りの部分が実質的に扱っている主題である。
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バイ・アンド・ホールド(放置)では資産の売買が一切行われないため、各スリーブは単に個別に複利で成長する。60セントと40セントをそれぞれ別々に追跡し、最後にそれらを合算すればよい。
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合計額を再び年率に換算したものが放置カードの数値である。ここで一度も影響しなかった要素に注目されたい。それは「年ごとの順序」である。各スリーブの98年分のリターンをどのような順序に並べ替えても答えは変わらない — ただし、それは単一のスリーブ内に限られる。全196個の数値をまとめて2つの新しいスリーブに再配分した場合は、異なるポートフォリオになる。
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次に、運用終了時にそのポートフォリオが何で構成されているかを考える。これこそが判定結果に表示される数値である。最終的に上回った運用ラインは、単に放置された60/40ポートフォリオではなかった。それは、かつて60/40であった全額株式のポートフォリオだったのだ。
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一方、リバランスを行う場合の推移は、2つの数値からはまったく算出できない。各年のリターンは合成比率 0.6rs + 0.4rb であり、98年分の合成結果の積は2つのスリーブの合計値のいかなる組み合わせにもならない — ある年の株式リターンと同年の債券リターンを入れ替えると、結果は変化する。上記と同様に順序自体はここでは重要ではない(98個の因数の積は順序に依存しないため)。重要なのは対応関係(ペアリング)である。8.34%という結果を得るには、全196個の数値が実際に発生した年と正しく対応している必要があり、これこそがツール側で計算を行い、本ページでは計算できない理由である。
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したがって、1.11ポイントの差はリバランスに対するペナルティではない。それは、最終的に株式比率99.6%で終わったポートフォリオと、98年間にわたり60%に維持されたポートフォリオとの差であり、ボラティリティカードはその差を別の側面から評価している。すなわち、放置された運用ラインは年ごとの変動が30%大きいのである。
解答
一度も手を加えない場合は年率9.45%、リバランスする場合は8.34%。しかも前者は最終的に株式比率が99.6%になる。 これほどの偏りは、60/40に限った話ではない。98年後にも債券がポートフォリオの半分を占めるのは、当初の株式比率がいくつの場合か。w × 150.1 = 1 − w だから、w = 1/151.1 = 0.66% となる。当初の株式比率が一パーセントの三分の二を超えるバイ・アンド・ホールド型ポートフォリオは、最終的に株式が過半を占める。第1資産(%)に0.66と入力すると、判定は49.9%と表示され、ちょうど境目に達する。つまり、「一度も手を加えない」運用には一定のリスク水準がない。どの資産区分が優勢になるかにリスク水準を委ね、その答えがわかるのは98年後である。
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学習の道すじ
リスクを測る
参考文献 (2)
- Where the "rebalancing bonus" comes from, and the arithmetic that says when it is there at all: S. Willenbrock, "Diversification Return, Portfolio Rebalancing, and the Commodity Return Puzzle." Financial Analysts Journal 67(4), 42–49, 2011.
- Portfolio variance as wᵀΣw, the quantity a rebalanced portfolio holds still and a drifting one does not: H. Markowitz, "Portfolio Selection." The Journal of Finance 7(1), 77, 1952.